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求職者が最初に見るのは年収と休日|採用ページに載せる基本情報

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採用ページを作ったのに応募が来ない——製造業の採用相談で、原因として一番多いのは実はシンプルで、求職者が最初に知りたいことが書かれていないことです。求職者が求人を見るとき最初に確認するのは、仕事のやりがいでも社長の想いでもなく、年収と休日です。ここが「面談時にお伝えします」になっているページは、その時点で候補から外されます。

この記事では、当社が製造業クライアントの採用支援で実際に助言している内容をもとに、採用ページに載せるべき基本情報、書きにくい情報の扱い方、そして載せた情報を求人検索に露出させる方法までを解説します。

応募が来ない採用ページの共通点

「給与は経験・能力を考慮のうえ決定」「詳細は面談にて」。書く側には合理的な理由があります。社員ごとに給与差があるので一律に書けない、安く見られたくない、既存社員との兼ね合いもある——どれも本音でしょう。

しかし求職者の立場では、条件が見えない会社に応募するのは「値段の書いていない店に入る」のと同じです。特に転職者は複数社を並べて比較しており、条件が書いてある会社から順に検討します。書いていない会社は、良い悪い以前に比較の土俵に上がれないのです。母集団が小さい地方の製造業ほど、この取りこぼしは致命的です。

載せるべき基本情報チェックリスト

採用ページに載せる基本情報6項目のチェックリストの概念図

未経験者や女性を含めて広く採用したい場合、最低限そろえたい項目は次の通りです。

項目書き方のポイント
モデル年収「中途入社3年目:○○○万円」のように目安を提示。一律に決められないなら幅で書く
年間休日数数字で明記。カレンダー通りか、土曜出勤の有無も
平均残業時間月平均の実績値。少なく見せない(後述)
男女比・産休育休の取得実績女性を採用したいなら必須。実績が1件でもあれば書く
仕事内容と1日の流れ職種ごとに時系列で。写真やイラストで作業イメージを補う
未経験者の教育体制入社後の流れ(研修→OJT→独り立ちの目安期間)を段階で示す

自社のページに何が足りないか手早く確認するなら、採用ページのURLをAIに見せて「未経験者や女性も採用したい。他に出すべき情報はあるか」と聞く方法が有効です。客観的な抜け漏れを数分で洗い出せます。

書きにくい情報こそ、正直に書く

正直な条件がフィルターとなり合う人材が残ることを示す概念図

「残業を書いたら応募が減るのでは」という心配は逆です。残業の実態を伏せて採用した人が入社後にギャップを感じて辞めれば、採用・教育コストが丸ごと損失になります。「繁忙期は月○時間程度の残業があります」と正直に書くことは、残業を許容できる人だけを集めるフィルターとして機能し、定着率を上げます。

給与の個人差の問題は「モデル年収」で解決できます。できる社員とそうでない社員で差をつけている会社ほど、「頑張ればここまで行ける」という上側のモデルを見せられるはずです。評価と連動した給与テーブルの整備中なら、「目安」と明記して現時点の実例を書けば十分です。

載せたら「求人検索」に出す——構造化データとハローワーク

構造化データで検索結果の求人枠に表示される概念図

採用ページを整えたら、見つけてもらう仕掛けが必要です。お金をかける前にやるべきことが2つあります。

①求人の構造化データ(JobPosting)を実装する。Googleで「地域名 工場 求人」のように検索すると、検索結果の上部に求人情報の専用枠が表示されます。ここに自社の求人を載せるには、採用ページに構造化データというコードを追加する必要があります。実装は、編集画面のスクリーンショットとページURLをAIに渡して「求人関係の構造化データを追加したい」と指示すれば、コードの生成から設置手順まで案内してくれます。実際に当社のクライアントでも、社長自身がこの方法で実装を進めています。

②ハローワークの掲載を切らさない。ハローワーク求人は期限が切れると再掲載するまで露出ゼロになります。無料で使える媒体なので、期限管理をカレンダーに入れて確実に更新しましょう。求人検索エンジンの多くはハローワークの情報も取り込むため、掲載を切らさないこと自体が露出維持になります。

媒体に数百万円払う前に

高額な求人媒体と低コストの自社採用ページを比較する概念図

大手求人ナビへの掲載は、製造業の現場職だと年間数百万円かかることも珍しくありません。その前に、費用対効果を比較してほしい選択肢があります。

 大手求人媒体自社採用ページ+検索対策+少額広告
費用感掲載期間で数十万〜数百万円月数万円程度から(広告費のみ)
競合との比較同じ画面に競合求人が並ぶ自社ページ内でじっくり読んでもらえる
資産性掲載終了で消えるページと検索評価が資産として残る
向くケース急募・大量採用通年の継続採用・ニッチ職種

狙うキーワードは「地域名×工場×求人」「地域名×製造業×求人」のような具体的な組み合わせです。検索ボリュームは小さくても、そこで検索する人は地元で工場勤務を探している本気の求職者です。広告の始め方は製造業の採用はGoogle広告で月3万円からで詳しく解説しています。検索対策の基本は製造業のSEO対策ガイドをどうぞ。

よくある質問

Q. 給与を公開すると既存社員との間で問題になりませんか?

A. 公開するのは「モデル年収の目安」であって、個人の給与ではありません。むしろ採用ページの条件が社内の実態とかけ離れていると、入社後の不信につながります。公開をきっかけに給与テーブルを整理できれば、既存社員にとってもプラスです。

Q. 採用サイトは別に作るべきですか?コーポレートサイト内でいいですか?

A. まずはコーポレートサイト内の採用ページを充実させるので十分です。採用専用サイトが効くのは、採用人数が多い場合や、職種ごとに訴求を分けたい場合。順番として「基本情報の充実→構造化データ→少額広告→専用サイト検討」で進めるのが費用対効果の面で堅実です。

まとめ:条件の見える化が採用の入口

求職者が最初に見るのは年収と休日。ここを見える化しない限り、どれだけ広告費をかけても比較の土俵に上がれません。モデル年収・年間休日・残業実績・男女比といった基本情報を正直に載せ、構造化データで求人検索に露出させ、ハローワークを切らさない——お金のかからない基本を固めてから、広告や媒体を検討してください。

当社では、採用ページの情報設計から構造化データの実装、採用向け検索対策までを月額マーケティング支援の中で対応しています。「何から直せばいいか見てほしい」という段階から、お気軽にお問い合わせください。

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