製造業ホームページのリニューアル事例|AI検索時代に対応した全面刷新
CASE STUDY
| 企業名 | 株式会社サイプラ |
|---|---|
| 業種 | プラスチック容器の成形(ブロー成形・射出成形) |
| 所在地 | 富山県富山市中大久保173-17 |
| サイトURL | https://saipla.co.jp/ |
Challenge 課題・背景
株式会社サイプラ様のコーポレートサイトは、これまでデザイン会社に制作を委託する形で運用されてきました。制作から6年が経過し、当時の制作体制と設計思想では、現在のWeb要件に追従していくのが難しい状況でした。
一度ヘッダー/フッターのみ利便性を高める改良を実施しましたが、応急処置にとどまり、本質的な刷新が必要でした。加えて内部のシステム・構造にも改善点が多く、拡張性に限界があったため、表側のデザインだけでなく根本から作り直す判断に至りました。
具体的には、次のような課題を抱えていました。
- WordPress本体とテーマが古いバージョンで、セキュリティ・パフォーマンス上のリスクを抱えていた
- 製作実績・FAQなど技術情報が固定ページで管理されており、社内で柔軟に追加・更新ができない状態
- データ構造がフラットで、カテゴリ検索・タブ切替・絞り込みといった拡張ができない
- AI検索が前提となる現在のWeb環境では、構造化データやテクニカルSEOの対応がもはや必須
古いデザインは製造業のBtoB商談における第一印象に直結し、内部構造の制約はそのまま将来の事業成長を制限します。今回はこの両面から「製造業ホームページのあるべき姿」を見直し、全面リニューアルを実施しました。
Solution 施策内容
まず、土台となるWordPressのスクラッチテーマを新規開発しました。汎用テーマや既製プラグインに過度に依存せず、サイプラ様のブランドと事業内容に合わせて1から設計しています。1120pxを基準としたグリッド、和モダンデザイン(緑 × 白 × 明朝体)、Noto Serif JP/Noto Sans JPによる読みやすいタイポグラフィを採用しました。
製作実績とFAQはカスタム投稿タイプ(CPT)化し、カテゴリタブ・スペックテーブル・関連製品グリッドを実装。これにより社内のご担当者が管理画面から自由に追加・更新できる体制を整えました。FAQはFAQPage構造化データとセットで実装し、Google検索だけでなくAI Overviewの引用ソースとして拾われる設計にしています。
技術紹介ページ(ブロー成形・射出成形・印刷・検査体制・設備一覧・対応力)は、それぞれの強みや設備スペックをタブ型コンテンツで再構築。製造業として「どこまで対応できるのか」が検索ユーザーに一目で伝わる情報設計にしました。
テクニカルSEOも全面的に改善しています。ページごとのメタディスクリプション自動生成、OGP最適化、BreadcrumbList/FAQPage/Organization構造化データの出力、内部リンクの整理、画像の遅延読み込みとWebP化など、検索エンジンとAIの双方に正しく情報が伝わる土台を構築しました。
Point 制作のポイント
和モダン × BtoB信頼感のデザイン設計
「プラスチック容器の成形専門メーカー」というサイプラ様のブランド資産を、緑を基調とした和モダンデザインで再構築しました。明朝体(Noto Serif JP)と細身のサンセリフ(Noto Sans JP)の組み合わせ、ゆとりある余白、エディトリアル誌のような情報設計により、製造業BtoBで重要となる「品質感」と「信頼感」を視覚的にも伝えるサイトに仕上げています。
拡張しやすいCPT設計と社内運用体制
製作実績・FAQ・新着情報など、頻繁に更新するコンテンツをすべてカスタム投稿タイプとしてCMS管理可能にしました。カテゴリやタグも自由に追加でき、外部の制作会社に依頼することなく社内で更新・拡張していける体制です。「作って終わり」ではなく、サイトを資産として育てていく運用にシフトしました。
検索エンジン対策(SEO・構造化データ・AI Overview)
Google検索だけでなくAI検索時代を見据えたテクニカルSEO設計を施しています。
- FAQPage構造化データ — 各ページのFAQをJSON-LDで出力し、AI Overviewの引用ソースとして拾われやすい設計に
- BreadcrumbList構造化データ — サイト階層を検索エンジンに正しく伝え、検索結果でのリッチリザルト表示にも対応
- 製造業Organization情報の構造化 — 業種・住所・電話番号・営業時間などを構造化し、地域検索・指名検索での表示精度を向上
- ページごとのメタ情報自動生成・OGP最適化 — SNS共有時の表示崩れを防ぎ、AI要約時にも適切な情報が引用される
- パンくず・URL正規化・WebP画像・遅延読み込み — ページ表示速度とクロール効率の基本対策を漏れなく実装