バレル研磨の専門サイトのリニューアル事例|検索流入を守ってデザインを刷新
CASE STUDY
| 企業名 | 株式会社早川研磨工業 |
|---|---|
| 業種 | バレル研磨・バリ取り・鏡面研磨の受託加工 |
| 所在地 | 東京都墨田区立花4-14-3 |
| サイトURL | https://barrel-polish.com/ |
Challenge 課題・背景
早川研磨工業様は、バレル研磨・バリ取り・鏡面研磨を専門とする研磨加工会社です。専門サイト「バレル研磨加工ドットコム」では、当社のご支援のもと、技術コラムや研磨事例を少しずつ増やし、検索からの入口を広げてきました。
次の段階として課題になったのが、サイトを訪れた発注担当者に「この会社なら任せられる」と感じてもらえる見せ方です。研磨の現場には、設備・測定器・加工の考え方といった強みがあり、それを見た目からも伝えられるサイトにしたいと考えました。
あわせて、スマートフォンでの表示の遅さも課題でした。リニューアル前のトップページは、PageSpeed Insights(モバイル)で55〜56点、主要な部分が表示されるまでに約18秒かかっていました。
一方で、すでに検索から訪問のあるコラムや事例が多く、URLや見出しを変えて検索順位を落とすことは避けなければなりません。「見た目は大きく変えるが、検索で評価されている部分は変えない」ことが、今回のリニューアルの前提でした。
Solution 施策内容
デザインのモチーフには、回転バレルの槽の中でワークとメディアが斜めに流れる「滑り層」を選びました。この斜めの角度を、メインビジュアルの写真の切り口、金色の細い線、強みの段組み、設備写真の並びまで一貫して使い、バレル研磨の会社であることが見た目からも伝わるデザインにしています。
色は墨と白を基調に、ロゴの金色を差し色として線や見出しの添え字にだけ使いました。写真は早川研磨工業様からご提供いただいた設備・測定器・工場の実写を中心に、色を加工せずに使っています。
トップページは2つの案から方向性を決め、下層ページまで同じ考え方でデザインしたうえで、WordPressのテーマとして実装しました。スマートフォン専用のデザインは作らず、実際の画面で確認しながらレスポンシブに調整しています。
公開前には、主要なページに加えて、研磨事例・技術コラム・課題解決事例の全記事について、タイトル・見出し・URL・構造化データ・本文の量がリニューアル前と変わっていないことを1ページずつ確認してから切り替えました。
Point 制作のポイント
研磨の現場が伝わるデザイン
回転バレルの「滑り層」の角度をサイト全体の共通の形にすることで、バレル研磨の専門会社らしい見た目にしました。設備や測定器の写真は実写のみを使い、現場の雰囲気をそのまま伝えています。
検索流入を守るリニューアル
デザインは大きく変えながらも、検索で評価されているページのURL・タイトル・見出し・構造化データは変えていません。全記事をリニューアル前と突き合わせて確認したうえで公開し、公開後も検索順位とクリックの推移を見守っています。
スマートフォンでの表示速度の改善
使っていない書体の読み込みを整理し、大きすぎた画像を軽量化しました。トップページのスマートフォンでの表示は、主要な部分が表示されるまでの時間が約18秒から9.1秒に短縮され、PageSpeed Insights の点数も55〜56点から60点に上がりました(PC は89点。いずれも2026年10月7日の計測)。
社内で更新しやすい管理画面と、問い合わせの記録
管理画面の編集画面も、公開ページに近い見た目で文章を確認できるように整えました。また、お問い合わせがどのページから・どの経路で来たかを管理画面で確認できる仕組みを入れ、どの記事が相談につながっているかを打ち合わせで振り返れるようにしています。